強いマッサージが好きなお客様にも、手指を傷めずにトリートメントをするには?

プライベートサロン Aroma:Re ~アロマリ~(東京都新宿区)
須藤 万里 さん


一昨年のColumnVol.75に『強いマッサージを求めて来るお客様に満足してもらうために、アロマトリートメントで出来ること』と言うテーマのレポートを掲載して頂きました。

その後、何度も講座を行い、強圧を求めるお客様に悩んでいるセラピストさんへのアドバイスを行う中で分かってきたことがあります。
JAAの会員の皆さんにもお役に立ったらと思いまとめてみました。

リラクゼーション店で働くセラピストにとって、お店からもお客様からも求められることが「強圧の施術が出来ること」。
私自身、リラクゼーション店で働いていた頃、強圧の施術で指を傷め我慢しながら施術をしていた経験があります。
強く出来るほど腕が良い、世間には、そんなイメージもあるようです。
しかし、お客様が求めるままに強くしてしまっても大丈夫なのでしょうか?


◆強圧すると、身体はどうなる?
強圧の施術は、その時はほぐれたように感じても、またすぐコリが硬くなってしまいます。強い刺激によって、筋繊維や毛細血管が傷付き、それを修復するために身体の防衛機能が働くためです。
また、同じ刺激によってダメージを受けないように頑丈にします。身体ってすごいですね!

しかし、硬くなったところは血流が悪くなり、感覚も鈍くなります。
だから、強いマッサージが好きなお客様は、もっともっと!と、強圧を求めてくるのです。

セラピストが、無理に強圧するとき、手に力が入るため、指の感覚が鈍くなります。
そのため、お客様がやってほしいポイントを見つけられなくなり、お客様の身体の反応を感じ取れなくなります。
お客様からすると、効いている感じがしないため「もっと強く」と言われることにもつながります。

また、強い刺激によって交感神経が刺激され、本来なら副交感神経優位のリラックス状態にしたいのに反対のことが起こってしまいます。


◆強圧「しない」でほぐすとどうなる?
身体をほぐすには、血流を促進し身体の緊張を緩めて、治癒力が上手く働くようにします。 気持ち良い力加減で癒されると、だんだんとコリにくい身体になっていきます。
また、セラピストは、手指が痛くならず身体も楽に施術ができ、お客様と一緒に治癒力が働きセラピストの体調も良くなります。


◆手指を傷めずにコリをほぐすには?
①お客様がほぐして欲しいポイントを見つけられること
「もっと強く」とおっしゃるお客様でも、ほぐして欲しいポイントにアプローチすると心地良いので満足してくれます。
コリがほぐれて身体が軽くなるのを実感していただけます。

②指、手、腕、姿勢、立ち位置などに無理がないこと
痛みがないと言う方も、気が付くと、肩に力が入っている、腰が痛くなる、そんな方も注意が必要です。

③指、手、肩、脚など、必要のない力を抜くこと
セラピスト自身の力が抜けて楽にしている方が、お客様の身体の深くまで無理なく圧を入れることが出来ます。


受講生さんからは、こんな感想を頂いています。
「この方法を知ってから親指が痛くならなくなった」「お客様が続いても腰が辛くならずに出来る」
「お客様から『もっと強く』と言われなくなり、指名が増えました」
「こんなに楽に施術が出来て、お客様にも喜んで頂けて、毎日仕事が楽しいです!」

秋から、「力が弱くても満足してもらえる!手を傷めないコリのほぐし方講座」をスタート予定。
手指を傷めずに施術ができて、セラピストの仕事を楽しく長く続けていけることを願っています。

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