筋肉(骨格筋)は、筋細胞からなっている。筋細胞は細長いため( ⑨ )と呼ばれ、その( ⑨ )が束になり、やや厚い結合組織の筋周膜で包まれたものが( ⑩ )である。
( ⑩ )が、さらに数本から数十本ずつ束になり、( ⑪ )という丈夫な結合組織で包まれたものが、骨格筋の外形を作っている。
カラダを動かす、つまり運動するのは、筋が収縮したり弛緩したりすることで可能になる。そのメカニズムは、下記のような順序で起こる。
- 脳がカラダを動かすために指令を発すると、神経を通って該当部分の筋肉の細胞(筋小胞体)に伝えられることで、( ⑫ )イオンが放出される。
- 筋原線維には、細い( ⑬ )フィラメントと、それよりも太い( ⑭ )フィラメントとが交互に並んでおり、放出されたカルシウムによって( ⑬ )フィラメントと( ⑭ )フィラメントが接触し、( ⑮ )を分解してエネルギーを放出する。
- エネルギーによって細い( ⑬ )フィラメントが太い( ⑭ )フィラメントに引きずり込まれ、筋収縮が起こる。
- 神経からの刺激がなくなると、筋収縮のシグナルである( ⑫ )が筋小胞体に吸収され、筋肉が弛緩する。